〜目押しの重要性〜

久しぶりのUwagoto更新です。サボってばかりですみません。

では本題。今回のお題は「目押しの重要性」

最近頓に使用頻度、またその重要性が薄れた目押しだが
パチスロはパチンコと違い、ボーナス絵柄を揃えなければ
特賞、即ちボーナスは作動しないようになっているため
パチスロを遊技するには必要不可欠の技術である事は今更言うまでも無い。

私は、常連さんはご存知の通り
いわゆる技術介入世代の機種でスロットを覚え、そしてハマっていった。
稼働時は技術介入世代の機種が相手なので、当然勝つためには
自分自身の目押し力を鍛え上げなければならなかった。

稼働を重ねていく内に、次第と絵柄が見えるようになり
そして所定位置に押す(ビタ押し)事が出来るようになり
ただただ、その成長が楽しくて技術介入機と呼ばれる機種を
近場のホールを渡り歩いてずっと打っていた。

その、目押しをする事による楽しみが変わったのは、大花火以降だろうか。
攻略要素の目押しとしては、機種が変わっても
やっている事は同じだ。
所定の絵柄を所定の位置に狙う小役取り、そしてリプレイハズシ
攻略要素の目押しと言えば、このぐらいのものだ。

しかし、大花火以降大量リーチ目機種を触るたびに、私の目押しを使う意味は

「ハズシ等の攻略のためではなく、出したい、見たいリーチ目を止めるため」

へと変化していく。

大量リーチ目機種と呼ばれる機種は、製作者が仕掛けた
罠というか問題というか、謎解きの部分が多く含まれる。
あらゆる要素、または法則をを加味して考え
任意の出目がリーチ目なのか、ワンチャンス目なのか、ハズレ目なのか
それを、鍛えた目押しを使って紐解いていく。

これこそがパチスロの醍醐味であると私は思う。
実際私は、スーパープラネットを打った時に
この方法を使いSuper Bonus成立ゲームのテーブル表を作るまで至れた。

スーパープラネットだけでなく、大量リーチ目世代の機種は
小役取りポイントだけでなく他の停止型も優れているため
ある程度の法則が解れば他の箇所を積極的に狙ってみるのも全く問題無い。
むしろ「出されたものは全て楽しむ」のが礼儀だと思う。
そして、そういう遊びをされるような機種を作る事は
製作者の義務だと言っても過言では無いと思う。

ちなみに楽しみ方は、大量リーチ目機種を稼働するときだけでは無いと思う。
例えば、リーチ目が殆ど無い機種であるジャグラーにも使える。
ジャグラーの左リールが”弱い”事は、今となっては周知の事実だが
では、ボーナスの可能性、告知ランプが光る可能性を
一停止で殺さずに第三停止まで引っ張るにはどうするべきか?
それを調べるためにも目押しは必要だ(当然勝つためにもだが…)

爆裂AT時代から今まで、年々目押し力は低下の一方を辿っているように思う。
以前では冗談にしか聞こえなかった
「若者がコールランプを押し、店員に目押しを頼む」
という行為を最近良く見かける。
パチスロを始めたばかりで出来ないのかも知れないが
その行為からは向上心というものが見られない。
(得てしてその行為をしている方々の風体は、いわゆるスロプーなのだが)

酷いシマだと、リールを見ずに打っている人達も見受けられる。
演出があったときだけ、言い訳程度の目押し。
オリンピア系沖スロのシマなど、雑誌を読みながら打っている人間まで居る。
さて、これは打ち手が悪いのか
はたまたリール演出を手抜きしているメーカーが悪いのか。

冒頭に書いたが、目押しはパチスロを遊技する上では必要不可欠のスキルである。
「ビタ押し出来なきゃダメ!」という訳ではないので勘違いなきよう。
「ボーナス絵柄を揃える」というのが最低限のスキルだ。
それを「失敗しながらも自分でやってみよう、身に付けよう」
という姿勢ではなく
「見えないから、損するから店員にやってもらおう」
などという行為は愚の骨頂。
”見えない”のではなく”見ようとしていない”だけであり
”損する”と捉えずに”その先にある楽しみ”を見なければならない。

最後に、こういう打ち手が増えたからといって
目押し不要機種、そしてリール制御がお遊戯クラスの機種ばかり出すメーカーは
最早救いようが無い。
技術を使って楽しむはずのがパチスロだが、その楽しみを奪ってから出荷しているわけだ。
そこにパチスロとしての魅力を見出せといわれても無理な話である。

いつの時代も目押しは重要。
だが、決して私はビタ押しを強く推しているわけではない。
出来なくても十二分に楽しめる(否、楽しめた)からだ。
パチスロを100%楽しむ為にも
目押しが出来ない人は自分で揃えられるよう練習を
目押しが出来る人は新たな使い道を模索してみても良いのでは無いだろうか?